はじめまして、ヘルニア歴27年の桐生と申します。今回はデスクチェア選びの失敗を挽回できるアイテムをご紹介します。
”極上”の名に恥じない、モッチリ背もたれを後付けできる夢のような商品なのですが、見た目が!という方も、その解決方法も発見したのでぜひご覧ください。
- THANKO 「UTATANE」RERFBCCDL
- UTATANEの座り心地
- UTATANEの気になるポイント
- UTATANEをさらに快適にする
- UTATANEの見た目問題を解決する
- 使用したデスクチェア
THANKO 「UTATANE」RERFBCCDL
商品ページには”極上”と銘打つあたりメーカーの自信を感じます。
▶極上後付けソファチェア「UTATANE」 | 【公式】サンコー通販オンラインショップ
ただ、絶望的に商品名が読みにくい。「ウタタネ」をアルファベッㇳにしてるんですね。
ファーストインプレッション
ITOKIのエピオスチェアに、ウタタネを取り付けた画像です。
極上と銘打つだけあり、触り心地とクッション性は文句のない品質だと思います。
『お、いいかも』というのが最初の感想でした。
UTATANEの見た目
質感は良いとして、気になっていたのはセットしたときの見た目です。
2段階の高さ調整ができるのですが、すべて高くしている状態の画像になります。
《正面》
《右側》
《左側》
《背面》
UTATANEの座り心地
まず情報をお伝えすると、私は身長178cm体重65kgです。
そして座り心地ですが、とても良いです。
具体的には12cmの低反発ウレタンがモッチリしていて、高級ソファにもたれているような感覚です。
ただし、この手の商品は使用しているイスや体格との相性があると思うので、無条件でおすすめはできません。
178cm使用の頭の位置
付属の”まくら”をこの位置にすると首のカーブにフィットします。
このまくらなしでも、問題なく頭を預けられる高さがあります。らくちん。
ただ、ちょっと気になる点もあります。
UTATANEの気になるポイント
安定感もあってとても気に入ったウタタネですが、ここはちょっと…というポイントが以下です。
- 留め具の生地がめちゃ伸びてる
- 高さ調整部分のファスナーがちゃちい
この2点の耐久性がちと怖い。
あとこれは自分のイスとの相性ですが、隙間に落ちるのでクッションを丸めて止めてます。かっこわる。
適さないデスクチェア
この例でもわかるように対策はできますが、背面と隙間があるイスだと落ちてしまうことがあります。
それと、厚みのあるクッションが売りのアイテムなので、座面が狭くなります。
エピオスチェアは座面が前後に動くので、一番前にすれば気になりませんが、座面がぴったりサイズで前後に動かせないタイプには適しません。
でも、これらがクリアできるイスへの使用ならもう最高。
そして、最大のハードルである見た目問題にも解決策があります。
UTATANEをさらに快適にする
と、ここまでがレビューで、ここからはカスタマイズ例になります。
座面クッションを併用する
画像はテンピュールの車椅子用のクッションで5年使っていて手放せません。
結構高額ですがこれと併用するとさらに快適です。ヘルニア持ちにおすすめします。
ランバーサポートを併用する
座っているときは快適ですが、リクライニングさせたときに腰部分に隙間ができます。
そこにこのランバーサポートを置くと、リクライニングさせたときにできる腰部分のスペースを埋めることができます。
ただこれだけだと倒れてしまうので、次にご紹介するカバーと併用しています。
UTATANEの見た目問題を解決する
先のクッションを固定させながら、見た目もいくらか良くなるのがフィットするカバーを使用する方法です。
チェアカバーですべてを包み込む
うまいこといったチェアカバーの画像がこれです。
《正面》
《背面》
実はダイニングチェアカバーなのですが、伸縮性が高いタイプなのでイケました。まくらは位置を動かしたいので外に出しています。
見た目がスッキリして個人的には満足してます。
UTATANEは丸洗いできず、夏には向かない素材なので、その意味でもカバーはおすすめです。
使用したデスクチェア
以上、UTATANEのレビューとカスタマイズでした。
最後に、セットで使用しているデスクチェアも少しご紹介しておきます。
エピオスチェアのフリーロッキングタイプで、もたれると20度リクライニングします。
このセットにオットマンを追加して、ほとんどリクライニングベッドのような体勢で怠惰にデスクワークしています。
そんなわけでカスタマイズまで含めると、結果としては最高の環境を手にすることができました。
\心置きなく仕事に集中!/
この記事が同じ腰痛持ちの方に、少しでもお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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