
先日ハドフのジャンク通路をウロウロとしていると、最上段に存在感を放つ四角い物体を発見。
そんなわけで中古品ですが嬉しすぎるのでレビューしていきます。
iPod Hi-Fi とは?
2006年3月1日、アップルは本日、iPod®(アイポッド)とシームレスに連係しホームステレオシステムの概念を一新する全く新しいハイファイスピーカーシステム、「iPod Hi-Fi(アイポッドハイファイ)」を発表しました。
参照:アップル、iPod Hi-Fiを発表 - Apple (日本)より引用
中世貴族みたいな髪型したおっさんが自民党をぶっこわーす!と叫びながら、日本をぶっ壊しはじめた翌年の2006年。
当時大人気だったiPod、待望のApple純正スピーカーだったのにも関わらず、1年半でひっそりと販売終了し、ジョブスの失敗作とも言われるこの商品。
仕様
| iPod Hi-Fi | |
|---|---|
| ドライバーユニット |
80mmワイドレンジドライバー×2 130mmウーファー×1 |
| 周波数特性 | 53hz~16,000hz |
| 本体サイズ | 431.8(W)×175.3(D)×167.6(H)mm |
| 重量 | 6.6kg |
Apple Remote(リモコン)、AC電源コード、そして10個のユニバーサルドックアダプタが付き、42,800円(本体価格40,762円)という価格で発売されました。
売れなかった理由

そりゃあもう、デカくて高かったからだと思います。6.6kgあるし。
もうひとつ言うなら、当時は容量4GBのiPod nanoに1,000曲入るとかCMしてたくらいの低ビットレートのMP3全盛期でした。
その時にHi-Fiスピーカーというのはミスマッチだったかなとも思います。
かっこよく聞きたいならもう少し安くて小さいBOSE。
カジュアルになら低価格帯のドックスピーカー。
良い音でなら同価格帯のコンポ。
という選択肢の中で、いわゆる帯に短し襷に長しってやつだったのかなと思います。
▲当時SoundDockに憧れた人は多かったはず。画像はシリーズII
音質はどうか
環境としてはPCのサウンドカードから光デジタルで繋ぎ、iTunesのALAC音源を視聴しました。
私の個人的意見としては、良い部分と悪い部分が混在しているなという感想です。
率直な感想
近くで聴くと高音域が飛んでいくようなサラウンド感があります。低音域と高音域はわりとはっきり出ていて迫力はあります。
ただ、中音域だけがぼやけ気味で男性ボーカルのロックバンドなどは相性悪めです。逆にYOASOBIなど女性ボーカルのPOPSはそのままでも楽しめました。
なんというか高いツイーターに安いラジカセの音を混ぜたような変なバランスです。
安デスクの天板直置きは最悪
最初にAmazonで一生売ってるこの形のデスクに置いて視聴したのですがこれが最悪。
ボリュームを上げると500Hzあたりが反響してボワボワになります。
小さい音なら大丈夫ですが、それならもっと小さいスピーカーでいいかなと思うので、硬い材質の上に置いたほうが良さそうです。
▼小さくていいならこれでいいかも

音質改善方法
でもやっぱりポテンシャルは感じて、イジってみたら楽しい音なったので参考例をご紹介します。
①物理

そんなわけでさっそく音質改善すべく家に転がってた大理石の上に乗せるとだいぶマシに。
私はデスクトップで使いたいので角度をつけるのに、その上に100均の木材を置いて使うことにしました。
②イコライジング

iTunesのイコライザ画面です。ホントかよってくらい真ん中落としてますが、自分でもホントかよと思って何度か聴き直したので試してみてください。
まあ好みもありますが、こんな感じにするとクラシック以外なら大抵気持ちよく音楽鑑賞できると思います。
16KHzを聞ける耳は持っていませんのであしからず。
③光デジタルで接続する
背面の3.5mmジャックがMini-Toslinkと併用できるようになっています。
アナログでも高音域はクリアなスピーカーなので光デジタルで繋ぐとさらにスカッと抜けるのでおすすめです。
▼角型しかなかったのでこれで変換しました
PCのイヤホンジャックから直刺しでは、さすがにもったいないスピーカーかなと思うので、環境がない方にはUSBDACをおすすめします。
▼説明書はここから
iPod Hi-Fi マニュアルとダウンロード - Apple サポート (日本)
iPod Hi-Fiは今でもアリか?
イコライジングできる環境ならアリだと思います。
シンプルで邪魔しにくいデザインなのも良いし。
でも、音は、そのままだとなー、チョットキビシイカナー、というのが個人的感想です。
だって、中古相場で1万円超えですってよ、奥さん
パーティ会場とかに向いてるスピーカーなのかなと思いますが、需要ないでしょうし。
デスクトップで使うのもセッティング大変でしょうし。
でも私は楽しいチューニングができたので、当分使うつもりです。タノシカッタ。
中古オーディオって、ほんっとうにいいもんですね、それでは、さよなら、さよなら、
さよなら。





